篠田一士『二十世紀の十大小説』(1) [本]
昔、古本屋で単行本を見て、欲しいなあと思いつつ見送っていたら、なんと文庫になっていて驚き。
テーマからして文庫化はちょっとないと思ってたんだが…
しかもちくま学芸とか河出とかじゃなく新潮文庫。意外!
で、読み始めたら(まだ数ページ)、なるほど文庫化されてもおかしくない読みやすさ・面白さ。
モームの『世界の十大小説』が、原題は『十冊の小説と作者たち』に過ぎないこと。
こうしたランキング志向が、文化の後進意識にあること。
(アメリカやドイツにあってもフランスやイギリスにはないらしい。ふーん)
水村美苗の『日本語が亡びるとき』とかも、
こういう屈折した後進意識の歴史の一ページということなんでしょうか。
江藤淳なんかも屈折の塊な感じ。
楽しんで読めそうです。
(たぶん、続く)
テーマからして文庫化はちょっとないと思ってたんだが…
しかもちくま学芸とか河出とかじゃなく新潮文庫。意外!
で、読み始めたら(まだ数ページ)、なるほど文庫化されてもおかしくない読みやすさ・面白さ。
モームの『世界の十大小説』が、原題は『十冊の小説と作者たち』に過ぎないこと。
こうしたランキング志向が、文化の後進意識にあること。
(アメリカやドイツにあってもフランスやイギリスにはないらしい。ふーん)
水村美苗の『日本語が亡びるとき』とかも、
こういう屈折した後進意識の歴史の一ページということなんでしょうか。
江藤淳なんかも屈折の塊な感じ。
楽しんで読めそうです。
(たぶん、続く)
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