あずまきよひこ『あずまんが大王』 [マンガ]
なぜだか敬遠していたのだ。
なんというか、現代オタクカルチャーの重要な結節点、というイメージが
なにか「気合を入れなければならない」という気にさせていたのだろう。
まあ、要するに「特定の層に向けられたマンガ」というイメージがあったのだ。
いや、勘違いしてました。
まず、単純に笑える。面白い。
面白いところが何度読んでも面白い。
それだけ精密に構成されている。
いや、ほんとに同じところで飽きずに笑うんだ。
計算しつくされた「間」の妙味。
「男が狂言回しとしてしか登場しない」という意味で、確かにひとつの源流なのだとは思うが、
世界観としての「百合風味」はない。
はっきりと「不特定多数」の方向を向いている。
もちろん結果として面白い面白くないはあるだろうが、特定の層に受けようという媚は感じられない。
キャラクター造形が実にうまくて、ずれてるのにけっして「ありえない」ところまでは行かない。
なかでも凄いのはともだ。
実になんというか「絶妙にウザい」。
どうしたらこんな造形ができるのか。モデルがいるのか。
よみとの絡みは面白すぎる。
個人的には大阪(春日)が好き。
まさしく「間」の権化。
なんというか、現代オタクカルチャーの重要な結節点、というイメージが
なにか「気合を入れなければならない」という気にさせていたのだろう。
まあ、要するに「特定の層に向けられたマンガ」というイメージがあったのだ。
いや、勘違いしてました。
まず、単純に笑える。面白い。
面白いところが何度読んでも面白い。
それだけ精密に構成されている。
いや、ほんとに同じところで飽きずに笑うんだ。
計算しつくされた「間」の妙味。
「男が狂言回しとしてしか登場しない」という意味で、確かにひとつの源流なのだとは思うが、
世界観としての「百合風味」はない。
はっきりと「不特定多数」の方向を向いている。
もちろん結果として面白い面白くないはあるだろうが、特定の層に受けようという媚は感じられない。
キャラクター造形が実にうまくて、ずれてるのにけっして「ありえない」ところまでは行かない。
なかでも凄いのはともだ。
実になんというか「絶妙にウザい」。
どうしたらこんな造形ができるのか。モデルがいるのか。
よみとの絡みは面白すぎる。
個人的には大阪(春日)が好き。
まさしく「間」の権化。
あずまんが大王 (1) (Dengeki comics EX)
- 作者: あずま きよひこ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2000/02
- メディア: コミック
あずまんが大王 (2) (Dengeki comics EX)
- 作者: あずま きよひこ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2000/10
- メディア: コミック
あずまんが大王 (3) (Dengeki comics EX)
- 作者: あずま きよひこ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2001/09
- メディア: コミック
あずまんが大王 (4) (Dengeki comics EX)
- 作者: あずま きよひこ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2002/06/06
- メディア: コミック
あずまんが大王 2年生 (少年サンデーコミックススペシャル)
- 作者: あずま きよひこ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/07/17
- メディア: コミック
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