日日日『魔女の生徒会長 Ⅴ』:ちょっと残念な最終巻 [ライトノベル]
うーん…
日日日天才派の私ですが、これは失敗作になってしまったと思う。
せっかく盛り上げてきた最終的な陰謀が、あまりに薄っぺら…
日日日が狙ったように、確かに「少年漫画」的ではあるのだが、このシリーズはすでにあまりに凄惨すぎて、それでまとめるのには無理があると思うのだ。
3巻目で化けたと思ったんだけどなあ…
国家的なもの、官僚的なもの、学校的なものに対する反感は、ひとつ間違うとチャチいものになってしまう。
ルリヲのシロウに対する愛憎あたりは見事に描かれていただけに、惜しい。
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