私的ジョイスブーム [買ってしまった]
『ユリシーズ』読み始めたのだが、やはりどうにもスティーヴン・ディーダラスが気になってしまい、『若き日の芸術家の肖像』に手を出してしまったものの、この筑摩世界文学全集版の海老池俊治訳が正直かなりひどい、というかわからない(それでも面白いのが凄い)ので、大澤正佳訳の岩波文庫版を買いに行ったついでにちくま文庫版の米本義孝訳『ダブリンの人びと』も買いたかったのだが、残念ながら無かったので新潮文庫版柳瀬尚紀訳の『ダブリナーズ』を買ったら、ブローティガンの『芝生の復讐』も新潮文庫に入っているのが目に入ってしまい一緒に買ってしまった。
『ダブリナーズ』は邦題が「お前、村上春樹かよ」という感じで気にくわないのだが、訳は読みやすそうでうれしい。前の安藤一郎訳はさすがにつらかった。
『若い芸術家の肖像』も、海老池訳では意味がわからなかった部分があっさりわかり、大いに満足。やっぱ、基本的に翻訳は新しい方が有利みたいだ。もっと「余計な注釈」がいっぱいあったらもっとうれしかったんだけれど。
三冊で2024円。
新刊買ったの久しぶりな気がする。
これだけいい本だと気にならないものだな。
『ダブリナーズ』は邦題が「お前、村上春樹かよ」という感じで気にくわないのだが、訳は読みやすそうでうれしい。前の安藤一郎訳はさすがにつらかった。
『若い芸術家の肖像』も、海老池訳では意味がわからなかった部分があっさりわかり、大いに満足。やっぱ、基本的に翻訳は新しい方が有利みたいだ。もっと「余計な注釈」がいっぱいあったらもっとうれしかったんだけれど。
三冊で2024円。
新刊買ったの久しぶりな気がする。
これだけいい本だと気にならないものだな。
コメント 0